超ひも理論をパパに習ってみた/橋本幸士
物理学の超難しいことを優しく解説
それでも難しい事に変わりはないんだけど
最初???の付く宇宙語が、浪花阪教授にかかればなんだかわかったような気になる不思議!!
頭いい人っていうのは、簡単にまとめる事ができる人。。。
私のしょぼい頭でもなんとかついていけた魔訶不思議
この本の初版は2015年で、科学の世界は刻一刻と進化しているはずなので9年前の科学ですが、何もない私には関係なし!!
頭の体操になりました。
超ひも理論とは、『この世のすべては小さな【ひも】からできている、という仮説』をやさしく説明してくれています。
登場人物は『浪速阪教授(パパ)』『美咲(娘)』とあとちょっとだけ『リカ(美咲の友達)』
1日10分×1週間+おまけ のパパから娘への講義で、女子高生にもわかるように解説してくれている。
『超ひも理論』を紐解こうとすると、そこに『異次元』の存在がかかわってきて、それがとても興味深い
最近よくラノベとかで『異次元もの』があるけどそういうパラレル的なものではなく、縦横高さの三次元に加え違う方向への次元が伸びて、三次元に生きている自分に全部は見えないけど、見える部分を輪切りにすると球になったり消えたり増えたり
『質量保存の法則』が厳密には正解でない事の解明につながろうとしている。
面白い!!
いや、たぶん自分は(浪速阪教授70分講義の)半分もわかってないんだろうけど
(高校も専門系で数学でなく算数までしか習ってない、微分とか都市伝説だと思ってました(´ー`*)って人なので)
数年前から読みかけで難しすぎて眠っている『物質のすべては光』(フランク・ウェルチェック/2012初版)で、『質量保存の法則が厳密には成り立たっていない。』とあり、それがずっとひっかかっていたので、数年越しの謎が少し解明された気がしました。
ブラックホールの説明とかいろいろあります。
夢や幻想などではなく『科学』です。
異次元は『悪役令嬢』でも『俺様Tueeeee!!』でも『白い半月型のポケット』でもなくて、我々では感知しえない方向に伸びた次元の『科学』であるという事なのです。