翻訳できない世界のことば/エラ・フランシス・サンダース
「言葉」が好きです
特に短い言葉が好きみたいです
この本って食材デリバリーサービスのカタログで見つけて買ったんですけど
本って買ってから読むまでインターバルが長いとめっちゃ内容想像しますよね
「翻訳できない言葉」なんてウキウキゾワゾワ(いい意味)しちゃうと思いながら
届くのを心待ちにしておりました
そういや前にとめちゃんが持ってたアイシャドウパレットに「アリゾナ」って名前付いてて
二人して「ギャーしゅてき~たまらん~ゾワゾワする~」とかキャッキャ言ったことがあって
同じアメリカの州でも「アイダホ」とかだったらホクホクするのにねって笑ったことありましたっけ
言葉って短くても凄いたくさんの情報背負ってると思います
この本は、ある国のある言葉を他言語に翻訳しようとしたら長い長い説明をしなきゃならない
でもちゃんと説明できてるかどうかわかんない
この何とも言えないじんわりくる素敵な言葉をどう説明すればわかってもらえるのか
ああもどかしい
っていう言葉を詰め合せた本ってことですよね
どんなにじわじわ来るんだろうと楽しみにして読んだんですが
じわじわというよりはなんだか、驚きのほうが勝ったという
日本語もいくつか紹介されてるんです
私はネタバレするのは嫌いなのであんまりいくつもここに書く気はないのですが
紹介されているものは全て
え、これあたりまえの言葉じゃないの?ほかの国にはないっていうの??
みたいな感じでした。
日本語から一つだけ
『ボケっと』
え、常にボケっとしてる私にとっては当たり前の、無いとかあり得ない言葉ですよ
しましまパンダの7割くらいはボケっとで出来ているのよ
よその国には行けないね!
日本に生まれてきた必然性を感じたYO!
っていうか日本以外の国の人ボケっとしないの?
ありえない・・・生きていけない
他国語から一つだけ
『カフネ』
ポルトガル・ブラジル語で
「愛する人の髪にそっと指を通すしぐさ」
何というロマンチック~
さすが情熱の国
人生長く生きてるし、恋愛もそこそこしたと思うけど
手を好きな人の髪に通すくらいはしたこともあるだろうけれど
それが一つの言葉になるとは!
のたうち回りたいほど照れる(*ノωノ)
要するに他言語の国の人だって
ボケっとすることはあっても一つの言葉にするほどのもんでもないってことですよね
でもポルトガル・ブラジル語圏の人にとっては「愛する人の髪にそっと指を通すしぐさ」は
一つの言葉にする必要のある言葉ってことですよね
というわけで想像と違ってあんまりじわるということはなく
数々の驚きと共に読み終わってしまいました
そもそもそういう本なのかも
私の勝手な妄想とは違ってましたがとてもきれいな本でした
ところで風呂キャン界隈を脱出いたしました
最近めっきり引きこもってるので、ちょっと代謝が悪くなってるのが分かるのです
体温も低くなってきてるし これはよろしくない
お家にいても体は動かさなくちゃ
お風呂も入って代謝をあげなくちゃ
最重要の睡眠は大丈夫 むしろ取りすぎ
栄養も大丈夫 野菜だらけと「まごはやさしい」が基本 料理はあんまりしないけどな
健康でいたくて死にそうなわけではないけど
不健康なのは嫌なの 生きてるのがしんどくなるから
ボケっとしながら 快適にいきていくねん