悪役令嬢は、庶民に嫁ぎたい!!/杏亭リコ
初めて読んだラノベ
コミックで読んで(当時3巻まで)続きが気になり、Webの小説投稿サイトを開きました。
初・体・験( ´∀`* )
もう何年も前のことです。
侯爵令嬢(6)が、商人の息子のウルシュ君と公爵家の庭で出会った事がきっかけで、現在生きている世界が転生前にプレイした乙女ゲームで、自分はその登場人物の悪役令嬢だ!!という記憶を思い出す。
というかなりのテンプレ設定
でも、そのあといろいろ読んだけど、断然ダントツな特別。
主人公のイザベラは、庭で蟻を見ていた商人の息子『ウルシュ・スネイブル』を見て、乙女ゲームのお助けキャラ『ウルシュ君』が大好きなあまり重課金しすぎて命を落とした前世を思い出す。
(文字通り)死ぬほど大好きだった『ウルシュ君』が目の前にいる!!
テンションに任せてその場でプロポーズ
しかしイザベラが転生したのは、別世界の大賢者がイザベラを『魔王』にするためだった。
ウルシュ君は『唯一』になった『イザベラ』を、暗躍する別世界の『大賢者』から護るため
イザベラは、大好きなウルシュ君に無事嫁ぎ、二人で行商の旅をしながら世界を回るため
がんばっちゃったりする話。
ラノベを読むきっかけを作ってくれたという事もありますが、珍しく転生に重要な意味を持たせているというちょっとした謎。
登場人物が前向きで、主人公の2人がとても私好みで好きなこと。
仲良しなのがとても良い!!
他にもいっぱい良いとこありますが、まあたぶんもとをただせば作者の性格が好きなんでしょう。
でも、だからこそ文句があります。
これ終わってないんです。
めっちゃ途中で切れちゃっているのです。
伏線だけ張りまくって未回収のまま
先日数年ぶりにweb更新されていたので、微々たる進捗状況を最大限生かして楽しもうと、1巻から3巻まで→そして続きはwebで!!143話読み切ったところです←今ココ
ラノベ全般に言えることですが、未完のままフェイドアウトが多すぎる。
web投稿だけならこちらも何か言えた義理ではないのだけど、商業誌として出版されたのならせめてまとめてほしい。
ここつらは決して安い本ではない!!!
何度かの失敗を繰り返した後、ラノベで買うのは『完結済み』書籍のみになりました。
私もね、学習したのよ。
ても、好き