テニスコートの殺人/ジョン・ディクスン・カー
突っ込みどころ、割とありますが
久々に楽しく読めました♪
雨上がりのテニスコートの中央あたりに転がる絞殺死体
周りには犯人の痕跡がなく、不用意に近寄った主人公達二人が疑われることを回避すべく、警察や探偵との攻防戦を繰り広げる
という、少しいつもと違った進行スタイル。
後半の途中1/3くらいいらない子な気がしますが、フラグの使い方がよかったのでページをめくる手も早かったです。
犯人は割とわかりやすいのですが、トリックはいつも通り全然わかりませんでした。
あとがきを大矢博子さんが書かれているのですが、そこで初めて最近のカーのお話が(私にとって)少し魅力に欠ける気がしてた理由が発覚しました!!
自分『ミステリー』に施されてる『ホラー感』も好みだったみたいです。
いや、怖いんですけど吊り橋効果なんですかね?
それで最近少しだけ物足りなかったのですね
カー大人になっちゃったんですかね
ちなみにこちらもホラー感はなかったですしゅん
ホラー感いらない!
カマン!!本格ミステリー、な方
一冊どうでしょう、か?